「急に円高になったけど、米国株や投資信託は大丈夫なの?」
僕も、急激に円高が進むと「このまま米国株を持っていて大丈夫かな?」と少し気になります。
特にS&P500やNASDAQ、FANG+などの海外資産を持っていると、株価がそれほど下がっていなくても、円高によって日本円で見た評価額が下がることがあります。
でも、だからといって慌てて売る必要があるのでしょうか?
僕は、長期投資なら「円高になったから売る」のではなく、今持っている資産と、これから買う資産を分けて考えることが大切だと思っています。
この記事では、急激な円高が起きたときに米国株や投資信託へどんな影響があるのか、そして長期投資家がどう対処すればいいのかを初心者向けにシンプルに整理します。
急に円高になると投資家はどうなる?
まずは、円高になると投資家にどんな影響があるのかをシンプルに見てみます。
基本的には、円高になると外国資産を円に換算したときの評価額が下がりやすくなります。
例えば、1ドル=160円から150円になったとします。
100ドルの米国株を持っていた場合、株価が変わらなければドルでの価値は100ドルのままです。
ところが、円に換算すると、
1ドル=160円
100ドル × 160円 = 16,000円
↓
1ドル=150円
100ドル × 150円 = 15,000円
このように、米国株そのものの価格が変わっていなくても、円高になるだけで日本円で見た評価額は下がります。
「米国株が下がったわけじゃないのに、なんで資産が減るの?」と思うかもしれません。
これは、株価の変動とは別に為替の変動が円換算の評価額に影響するためです。
そのため、米国株や海外の投資信託を持っている人にとって、急激な円高は一時的に資産評価額を押し下げる要因になります。
急激な円高で米国株はどれくらい影響を受ける?
では、実際に円高になると米国株の評価額がどれくらい変わるのか見てみましょう。
例えば、米国株のドルベースの価格が変わらないとして、
1ドル=160円
↓
1ドル=150円
になったとします。
100ドルの米国株なら、
100ドル × 160円 = 16,000円
だったものが、
100ドル × 150円 = 15,000円
となります。
つまり、ドルベースでは株価が変わっていなくても、円換算では約6.25%評価額が下がることになります。
「米国株が下落していないのに、資産が減っている」と感じるのは、このためです。
ただし、ここで大切なのは、これは「米国企業の価値が6%下がった」という意味ではありません。
あくまで為替レートが円高に動いたことで、日本円で見た評価額が変わったということです。
そのため、米国株に投資している人は、株価だけでなくドル円の動きも資産評価額に影響することを覚えておきたいところです。
じゃあ、円高になったら米国株を売るべき?
では、急激な円高になったら、米国株や米国株の投資信託を売ったほうがいいのでしょうか?
僕は、長期積立をしているなら、急激な円高だけを理由に売却する必要はないと考えています。
理由はシンプルです。
- 為替は予測が難しい
- 円高がいつまで続くか分からない
- 円安・円高は何度も繰り返す
- 長期投資では企業の成長も重要
「これから円高になる」と思って売ったとしても、その後に再び円安になる可能性もあります。
為替の動きを正確に当て続けるのは簡単ではありません。
そのため僕は、短期的な円高だけで判断するのではなく、長期的に成長が期待できる企業や資産を持ち続けることを重視したいと思っています。
むしろ円高は「積立投資」ではどう考える?
ここまで見ると、円高は米国株にとって悪いことばかりのように感じるかもしれません。
でも、これから米国株を積み立てる人にとっては、円高がプラスになる面もあります。
例えば、100ドルの商品を買う場合、
1ドル=160円
100ドル × 160円 = 16,000円
だったものが、
1ドル=150円
100ドル × 150円 = 15,000円
となります。
同じ100ドルの資産でも、円高になれば日本円では安く買えるわけです。
もちろん、実際の投資では株価そのものも変動するため、単純に「円高=買い」とは言えません。
それでも、長期で積立投資をするなら、円高には次のような見方ができます。
「今持っている資産」には円高がマイナス
「これから買う資産」には円高がプラスになる面もある
僕は、この2つを分けて考えることが大切だと思っています。
円高になったときに評価額だけを見て焦るのではなく、これから積み立てる資産をより有利な為替で買える可能性にも目を向けたいところです。
急激な円高になったときの3つの対処法
急激に円高が進んだとき、投資家はどのように対応すればいいのでしょうか。
僕が大切だと思っているのは、次の3つです。
① 慌てて売らない
まずは、円高になったからといって慌てて米国株を売らないことです。
為替だけを見て、
円高 → 米国株売却
と動いてしまうと、その後の円安への反転や株価の上昇を逃してしまう可能性があります。
長期投資なら、短期的な為替の動きだけで売買を判断しないことが大切だと思います。
② 積立を淡々と続ける
長期で積立投資をしているなら、為替を予測しようとせず、毎月の積立を続ける方法もあります。
円高になったときは、同じ積立金額でもより多くの外貨資産を買える可能性があります。
「今後さらに円高になるかも」と考えて積立を止めるよりも、為替の変動を含めて長期で積み立てていくという考え方です。
③ 日本円の現金も持っておく
そして、海外資産だけに偏りすぎないことも大切です。
生活防衛資金などを日本円で確保しておくことで、為替変動による資産評価額の変化にも余裕を持って対応できます。
投資資産だけでなく、普段の生活に必要なお金もしっかり確保しておく。
僕は、こうした「無理なく投資を続けられる状態を作ること」も、長期投資では大切だと思っています。
円高で一番やってはいけないこと
急激な円高になったときに、僕が一番避けたいのが「円高が怖くなって、底で売ってしまうこと」です。
例えば、こんな流れです。
円安
↓
米国株好調
↓
安心して買う
↓
急激な円高
↓
評価額が減る
↓
怖くなって売る
このような行動を取ってしまうと、為替の変動に振り回されてしまいます。
為替は、円安にも円高にも動きます。
だからこそ、短期的な為替の動きだけで売買を判断するのではなく、自分が長期で投資する理由を改めて確認することが大切だと思います。
特に積立投資では、目先の評価額だけを見るのではなく、10年、20年先まで投資を続けられるかを考えたいところです。
じゃあ、かぷちーのは円高をどう考える?
僕は急激な円高を見ると、正直ちょっと嫌だなと思います。
特に米国株やFANG+を持っていると、株価がそれほど下がっていなくても円換算の評価額が減るからです。
でも、そこで慌てて売ることは考えていません。
為替がこれから円高になるのか、再び円安になるのかを正確に当てるのは難しいからです。
僕が大切にしているのは、為替を当てることではなく、長期的に成長すると考えている資産を淡々と積み立てることです。
円高になったら、今持っている海外資産の円換算評価額は下がります。
でも、これから買う分については、円高がプラスになる面もあります。
だから僕は、急激な円高が来ても、まずは慌てずに「今持っている資産」と「これから買う資産」を分けて考えるようにしています。
まとめ|急激な円高でも慌てないことが大切
急激な円高になると、米国株や海外の投資信託は円換算の評価額が下がることがあります。
ただし、円高になったからといって、長期投資をしている人が慌てて売る必要があるとは限りません。
為替はコントロールできません。
だからこそ、僕は為替を当てようとするより、長期で成長が期待できる資産を積み立て、円・海外資産のバランスを考えることを大切にしています。
急激な円高が来ても、「資産が減った」だけを見るのではなく、「これから買う資産はどうなるのか」まで考える。
円高は、今持っている海外資産にはマイナスになる一方で、これから積み立てる人にとっては、より少ない円で外貨資産を買える可能性もあります。
これが、僕が考える長期投資を続けるうえで大切な心構えです。


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