FANG+を積立して後悔した4つのこと|1年間積立して分かった本音

FANG+を1年間積み立てて分かった後悔した4つのことを、46歳会社員が実体験をもとに解説するアイキャッチ画像 かぷの新NISA成長記録

「FANG+を積立して後悔していますか?」

こう聞かれたら、私は少し答えに迷います。

買ったことを後悔しているわけではありません。

でも、「思っていたより何倍も精神的にきつかった」と感じたことは何度もありました。

評価益が20万円を超えたと思ったら、数か月後には5万円近くまで減少。

楽天証券のアプリを何度も開き、オルカンやS&P500のチャートと見比べて、「本当にFANG+で良かったのかな」と考えた日もあります。

さらに、構成銘柄の入れ替えを見て「もっと早く組み入れてほしかった」と思ったことや、「この10社は本当に15年後も世界を代表する企業なのだろうか」と不安になったこともありました。

この記事では、ネットでよく見る「FANG+は危険」「やめとけ」といった一般論ではなく、実際に約1年間積立してきた私自身が、本当に後悔したことを正直にお話しします。

そのうえで、なぜ今も積立を続けているのか、その理由も包み隠さずお伝えします🐱☕️

後悔① 資産が増えても安心できなかった

FANG+を積立して、一番意外だったのは「利益が出ていても安心できなかった」ことです。

「利益があるのに苦しいの?」

そう思う方もいるかもしれません。

私も積立を始める前は、「評価益が増えれば気持ちにも余裕ができる」と思っていました。

しかし、実際はまったく違いました。

2025年末には評価益が約20万円まで増え、「このまま積立を続ければ大丈夫そうだ」と安心していました。

ところが、その数か月後には相場が大きく調整し、評価益は約5万円まで減少しました。

評価損になったわけではありません。

それでも、頭の中では「利益が15万円も減ってしまった」という気持ちの方が大きかったのです。

今振り返ると、お金が減ったことよりも、「一度手に入れたと思っていた利益が目の前で消えていく感覚」が苦しかったのだと思います。

FANG+は値動きが大きい投資信託です。

資産が大きく増える可能性がある一方で、その利益が短期間で大きく減ることも珍しくありません。

積立を始める前は、「長期投資だから気にしなくて大丈夫」と簡単に考えていました。

でも実際に経験すると、頭で理解していることと、心が感じることはまったく違いました。

この感覚は、実際に経験して初めて分かるものだったと思います。

この時に私が何を考え、なぜ売らずに積立を続けたのかは、こちらの記事で詳しく書いています。

👉 FANG+が暴落しても売らなかった理由|46歳会社員が実際に考えていたこと

後悔② 想像以上に値動きが大きかった

FANG+を積立して、一番驚いたのは値動きの大きさでした。

もちろん、購入する前から「ハイリスク・ハイリターン」と言われていることは知っていました。

しかし、実際に自分のお金で積立を始めると、想像していた以上でした。

私が積立を始めてからだけでも、2025年、2026年と大きな株価調整を経験しています。

評価益が大きく増えたと思ったら、数週間で何十万円も減ることがあります。

数字だけを見ると利益が残っていても、「昨日まであった利益がなくなっていく感覚」は想像以上に精神的な負担でした。

そして気付いたことがあります。

人は資産を増やしたいと思って投資を始めます。

でも、実際に資産が増え始めると、「もっと増えてほしい」という欲が自然と大きくなっていきます。

だから利益が減ると、お金が減った以上に、「せっかく増えた利益を失った」という気持ちが強く残るのです。

私も「昨日まであった利益が、今日にはなくなっている」という現実を何度も経験しました。

そのたびに、「やっぱりオルカンやS&P500にしておけば良かったのかな」と考えたこともあります。

だから私は、FANG+は「積み立てたら放置しておけば安心」という投資信託ではないと感じています。

もちろん、長期投資では毎日チャートを見る必要はありません。

それでも、大きな調整が来た時に、自分の欲や不安に振り回されず積立を続けられるかどうかは、始める前に一度考えておいた方がいいと思います。

私自身、2025年・2026年の下落局面では何度も不安になりました。

それでも積立を続けた結果、現在の運用実績につながっています。

実際の評価額の推移や、下落時に追加購入した記録はこちらの記事で公開しています。

👉 46歳会社員の新NISA運用実績|FANG+積立1年目の評価額と下落時の追加購入記録

後悔③ 構成銘柄の入れ替えが少し気になった

FANG+を積立していて、最近少し気になったことがあります。

それは、構成銘柄の入れ替えです。

Xで仲良くしていただいている、りんさんがこんな投稿をされていました。

この投稿を見て、私も構成銘柄と年初来リターンをじっくり見直してみました。

そこで感じたのが、「パランティアはもっと早く組み入れてほしかった」ということです。

パランティアは株価が大きく上昇したあとにFANG+へ採用されました。

もちろん私も、「もっと早く組み入っていたら、あの大きな上昇も取れたのでは」と思いました。 正直、少し悔しかったです。

しかし、調べてみると、これはFANG+の欠点というより、指数そのものの仕組みでした。

FANG+は未来のスター企業を予想して組み入れる指数ではありません。

その時代を代表する成長企業を、一定のルールに基づいて選ぶ指数です。

つまり、「これから伸びる企業」を当てにいくのではなく、「すでに世界を代表する企業へ投資する」という考え方なのです。

そう考えると、「初動を取り逃す」のは、この指数の弱点というより特徴なのだと理解しました。

私には、次のNVIDIAやパランティアを探し続ける投資より、その時代を代表する企業へまとめて投資できる方が合っています。

もちろん、「もっと早く組み入れてほしかった」と思うことはあります。

でも、それもFANG+という指数を選んだ以上、受け入れるべき特徴なのだと思っています。

だから少し物足りなさを感じることはあっても、「だからFANG+はダメだ」とは思っていません。

後悔④ コア6社は10年後も最強なのか

FANG+を積立していて、今でも時々考えることがあります。

「この6社は、本当に10年後も最強であり続けるのだろうか。」

私が60歳になるまで、あと約15年。

その間に時代は大きく変わります。

だから私は、「10年後も最強なのか」ではなく、「10年後も変化し続けられる企業なのか」という視点で見るようになりました。

日本でも1980年代には、家電メーカーや自動車メーカーが世界を席巻していました。

しかし、その後は「失われた30年」と呼ばれる時代を経験し、当時世界を代表していた企業の多くは、以前ほどの存在感ではなくなりました。

その歴史を知っているからこそ、「GoogleやMicrosoftも、いつか同じようになるのではないか」と考えることがあります。

その答えは、誰にも分かりません。

だから私は、不安になった時ほどニュースだけを追うのではなく、自分で企業を調べるようになりました。

決算資料を読んだり、新しいサービスやAIへの投資、企業買収のニュースを追いかけたり。

すると、一つ気付いたことがありました。

この企業たちは、昔の成功にしがみついているのではなく、時代の変化に合わせて、自ら姿を変え続けているということです。

インターネットの時代から、クラウド、AI、そして今は生成AIへ。

世界の需要が変わるたびに、新しい分野へ積極的に投資し、自ら変化を続けています。

もちろん、将来も成長し続ける保証はありません。

それでも私が大切だと思ったのは、「今、最強の企業か」ではなく、「変化し続けられる企業か」という視点でした。

だから今後は、「かぷの企業研究ノート」で、実際に保有している企業を一社ずつ調べながら、本当に60歳まで保有し続けたいと思える企業なのかを、自分自身の言葉で確認していく予定です。

  • 👉 NVIDIA企業研究(公開予定)
  • 👉 Microsoft企業研究(公開予定)
  • 👉 Micron企業研究(公開予定)

株価を予想するためではありません。

暴落した時でも、「それでも持ち続けたい」と自分で納得できるようにするための企業研究です。

それでも私はFANG+を選んで良かったと思っています

ここまで、FANG+を積立して感じた後悔や不安を正直に書いてきました。

それでも、「FANG+を選ばなければ良かった」と思ったことは一度もありません。

理由は、とてもシンプルです。

私は、「絶対に成功する投資信託」を探したわけではありません。

後悔する場面があっても、最後まで持ち続けられる投資信託を探しました。

完璧な投資信託は存在しないと思っているからです。

オルカンにはオルカンの不安があります。

S&P500にも不安があります。

NASDAQ100にも、もちろんFANG+にも不安があります。

大切なのは、「不安がない商品」を探すことではなく、自分が納得して持ち続けられる商品を選ぶことだと考えています。

私がオルカンやS&P500ではなく、FANG+を選んだ理由は、一時的なリターンではありません。

👉 46歳会社員が新NISAでFANG+を選んだ理由

私が期待しているのは、この指数を支える企業が、時代の変化に合わせて、自ら変わり続けてきたことです。

インターネット、スマートフォン、クラウド、そしてAI。

世界の需要が変わるたびに、新しい分野へ投資し、挑戦を続けてきました。

もちろん、この企業たちが10年後、20年後も必ずトップ企業であり続ける保証はありません。

それでも私は、「変化できる企業には、人も資金も集まり続ける」と考えています。

だからこそ、不安になった時も株価だけを見るのではなく、「この企業は未来のために何へ投資しているのか」を見るようにしています。

投資家がお金を集めるのは、過去に成功した企業ではありません。

これからも新しい価値を生み出し続けると期待される企業です。

その期待に応えようと挑戦を続ける企業が集まっていることが、私にとってFANG+の一番の魅力です。

だから私は、短期的な株価ではなく、企業の挑戦を信じて60歳まで積立を続けていこうと思っています。

まとめ|後悔を理解したうえで、それでも選びたい投資信託でした

今回は、FANG+を約1年間積立して感じた「後悔」を正直にお話ししました。

値動きの大きさや、構成銘柄への不安、将来への迷いなど、積立を始める前には分からなかったこともたくさんありました。

それでも私は、FANG+を選んだことを後悔していません。

私には、これまでの人生で何度も選択に迷った経験があります。

そんな時は、楽な道ではなく、「難しい」と感じる道を選んできました。

もちろん、すべてがうまくいったわけではありません。

それでも振り返ると、その選択の先には新しい景色や成長があり、「あの時、挑戦して良かった」と思えることが多かったように感じています。

投資も同じでした。

私は、後悔がまったくない投資信託を探したわけではありません。

後悔する場面があることも理解したうえで、それでも最後まで持ち続けたいと思える投資信託を探しました。

後悔があるから、やめる。

そうではありません。

後悔も受け入れたうえで、それでも「この投資を続けたい」と思えたこと。

私にとって、その答えがFANG+でした。

もちろん、FANG+は誰にでもおすすめできる投資信託ではありません。

実際に積立して感じたメリットやデメリット、向いている人・向いていない人については、こちらの記事で詳しくまとめています。

👉 FANG+とは?実際に積立して感じたメリット・リスクを46歳会社員が紹介

これからも迷ったり、不安になったりすることはあると思います。

それでも、自分で調べ、自分で納得して選んだこの投資を信じて、60歳まで積立を続けていきます。

それでも、自分で調べ、自分で納得して選んだこの投資を信じて、60歳まで積立を続けていきます。

10年後にこの記事を読み返した時、「あの時は不安だったけど、続けて良かった」と笑える未来を信じて、これからも積立を続けていこうと思います🐱☕️

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