新NISAを始めたとき、私は迷わずFANG+を選びました。
AI時代が本格的に始まるなら、MicrosoftやNVIDIAなど世界を引っ張る企業へ集中投資できるFANG+が、一番魅力的に見えたからです。
実際に積立を始めると、評価額が増えていくのは本当に嬉しく、「やっぱりFANG+を選んで良かった」と思っていました。
もちろん、その途中では何度か暴落も経験しました。
評価額が大きく減るたびに不安になりながらも、「長期投資だから」と自分に言い聞かせ、積立を続けてきました。
そして、暴落を乗り越えた先でFANG+は再び最高値を更新しました。
そのとき、心のどこかでこんな気持ちも芽生えてきたのです。
「今、買い続けて本当に大丈夫なのかな…。」
もちろん、積立投資は高値も安値も買い続けるものだと理解しています。
それでも、値動きの大きいFANG+だからこそ、「今月も高値づかみになるんじゃないか」という不安が、少しずつ大きくなっていきました。
そこで私は、FANG+をやめるのではなく、積立金額を見直し、浮いた資金でNASDAQ100も積み立てるという選択をしました。
これは、「FANG+よりNASDAQ100のほうが良い」と考えたからではありません。
自分が安心して長く積み立てを続けるために選んだ方法です。
この記事では、FANG+とNASDAQ100を比較するだけではなく、実際に積立設定を変更した46歳会社員のリアルな心境を交えながら、「なぜその判断をしたのか」をお話しします。
私が最初にFANG+だけを選んだ理由
新NISAを始めるとき、一番悩んだのが「何に投資するか」でした。
実は最初からFANG+だけを積み立てていたわけではありません。
オルカンやS&P500も実際に積み立ててみました。
どちらも長期投資では人気があり、安心感のある投資信託です。
ただ、私には成長スピードが少し物足りなく感じました。
毎日チャートを見ていたこともあり、「もっとAI関連企業へ積極的に投資したい」という気持ちが少しずつ強くなっていったのです。
そこで、MicrosoftやNVIDIA、Meta、Amazonなど、AI時代をけん引する企業へ集中投資できるFANG+へ切り替えました。
もちろん、値動きが大きいことは理解していました。
それでも、「リスクを取るなら今しかない」と考え、新NISAではFANG+を中心に積み立てることを決めました。
当時どのような理由でFANG+を選んだのかは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
FANG+を積み立てて感じたこと
FANG+へ積み立てを始めて、最初に感じたのは増えるスピードの速さでした。
AI関連株が好調だったこともあり、評価額が1か月で大きく増えることも珍しくありません。
「昨日より数万円増えている!」
そんな日もあり、毎朝楽天証券を開くのが楽しみになっていました。
一方で、その裏側にはFANG+ならではの難しさもあります。
調子が良いときほど、「今買って大丈夫なのかな」「このまま上がり続けるのかな」と不安になることもありました。
上昇する喜びと、高値づかみへの不安。
この2つの気持ちが、いつも頭の中にありました。
だからこそ、FANG+は面白い投資信託でもあり、難しい投資信託でもあると感じています。
実際に1年間積み立てて感じたメリットやリスクについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
FANG+とは?実際に積立して感じたメリット・リスクを46歳会社員が紹介
FANG+が最高値を更新するたびに思ったこと
FANG+は、本当に強い投資信託だと思います。
AI関連株が好調になると、評価額は想像以上のスピードで増えていきました。
「また最高値を更新した!」
そんな日が続くと、嬉しい気持ちになる一方で、少しずつ違う感情も芽生えてきました。
「今、本当に買い続けて大丈夫なのかな…。」
もちろん、積立投資は高い日も安い日も同じ金額で買い続けるものです。
頭では理解しています。
でも、FANG+のようにボラティリティが大きい商品だと、「今月も最高値で買ってしまうんじゃないか」と考えてしまう自分がいました。
特に評価額が大きく増えた翌日は、「ここまで上がったなら、そろそろ調整が来るんじゃないか」と勝手に予想してしまうこともありました。
それでも積立日が来れば、自動で購入されます。
楽天証券から約定のお知らせが届くたびに、
「今日は高値だったのかな。」
「もう少し待ったほうが良かったかな。」
そんなことを考えていたのを覚えています。
今振り返ると、未来は誰にも分かりません。
あのとき「高い」と思っていた価格が、半年後には「安かったね」と言われることもあります。
逆に、「もう下がるだろう」と思っていたら、そのまま上がり続けることもありました。
それでも当時の私は、理屈よりも気持ちのほうが先に動いてしまいました。
だから私は、FANG+をやめるのではなく、自分が安心して積み立てを続けられる方法を考えるようになったのです。
私はNASDAQ100も積み立てることにした
いろいろ考えた結果、私が出した答えは「FANG+をやめる」ではありませんでした。
FANG+への期待はそのままに、投資先を少しだけ分散する。
これが、私にとって一番しっくりくる答えでした。
新NISAを始めた頃は、成長投資枠でFANG+を毎月3万円積み立てていました。
しかし、FANG+が最高値を更新するたびに、「このまま3万円すべてをFANG+へ積み立て続けて大丈夫かな…」という気持ちが少しずつ大きくなっていったのです。
そこで積立設定を見直しました。
積立金額を減らしたのではなく、毎月3万円という投資額はそのままに、FANG+・NASDAQ100・ニッセイSOXの3つへ配分を変更しました。
現在は、成長投資枠を「FANG+1万円・NASDAQ100 1万円・ニッセイSOX 1万円」の3つに分けて積み立てています。
ニッセイSOXは、AIに欠かせない半導体分野にも期待しているため組み入れました。この記事ではテーマが異なるため詳しく触れませんが、私にとってはNASDAQ100と同じように長期で期待している投資先です。
FANG+を減らしたのは、「もう期待できない」と思ったからではありません。
むしろ今でも、AI時代をけん引するMicrosoftやNVIDIA、Metaなどが組み入れられているFANG+には、一番期待しています。
そんな中、積立設定を見直すきっかけになったのは、家族との何気ない会話でした。
妻から、こんなことを言われたのです。
「ハイテク企業10社より、100社に分散しているNASDAQ100のほうが安心じゃない?」
私は今でも、「FANG+のほうが高いリターンを期待できる」と考えています。
でも、その言葉にはうまく反論できませんでした。
実際、私も「もし大きく下落しても、100社へ分散されているほうが精神的には続けやすいかもしれない」と感じました。
確かに、FANG+の成長力には今でも期待しています。
一方で、「安心して長く積み立てる」という視点で考えると、NASDAQ100にも魅力があると感じたのです。
その結果、NASDAQ100やニッセイSOXも組み合わせることで、「もしFANG+が調整しても、ほかの指数も積み立てている」という安心感が生まれました。
高値更新が続いても、「今日はFANG+だけを買っているわけじゃない」と思えるようになり、気持ちがずいぶん楽になりました。
もう一つ、NASDAQ100へ積み立てる理由があります。
それは、これからの時代を代表する新しい成長企業にも期待しているからです。
FANG+は現在を代表するハイテク企業へ集中投資できる魅力があります。
一方でNASDAQ100は、時代の変化に合わせて新しい成長企業が指数へ加わっていく可能性があります。
例えば、SpaceXやOpenAIのようなAI・宇宙分野をけん引する企業です。
もちろん、どの企業が今後NASDAQ100へ採用されるかは分かりません。
それでも、これから10年、20年の間に世界を変えるような企業へ投資できる可能性があることも、NASDAQ100へ積み立てる理由の一つになっています。
FANG+は「今」の成長企業への期待、NASDAQ100は「未来」の成長企業への期待。
だから今の私にとっては、「FANG+かNASDAQ100か」ではなく、両方を積み立てるという選択になりました。
実際の運用成績や評価額については、こちらの記事で毎月公開しています。
46歳会社員の新NISA運用実績|FANG+積立1年目の評価額と下落時の追加購入記録
今の私の結論
今の私の結論は、「FANG+か、NASDAQ100か」ではありません。
FANG+もNASDAQ100も積み立てる。
これが、今の私にとって一番納得できる答えです。
長期投資では、「暴落しても、上昇しても、淡々と積み立てを続けた人」が複利の恩恵を一番受けられると言われています。
私も頭では理解しています。
でも、かぷちーのは正直なところ、小心者です(笑)。
FANG+が最高値を更新するたびに、「今月も高値づかみになったらどうしよう…」と考えてしまいます。
その気持ちを我慢しながら積み立てるよりも、FANG+の積立額を少し減らし、NASDAQ100やニッセイSOXへ分散したほうが、安心して続けられると考えました。
この方法が正解なのかは、正直まだ分かりません。
リターンだけを考えれば、FANG+へ毎月3万円積み立て続けたほうが良かったと言われる日が来るかもしれません。
それでも私は、途中で積立をやめてしまうことのほうが、もっと大きなリスクだと思っています。
だからこそ、自分の性格に合わせて配分を見直しました。
投資は、人と競争するものではありません。
自分が10年後、20年後も笑顔で積み立てを続けられることが、一番大切だと私は考えています。
まとめ|自分が続けられる積立方法が一番大切
新NISAを始めた頃の私は、「AI時代ならFANG+だ」と思い、成長投資枠すべてをFANG+へ積み立てていました。
実際に運用してみると、期待どおり大きく成長する場面もあり、暴落も経験しました。
そして、最高値を更新するたびに、「このまま積み立て続けて大丈夫かな」と不安になったこともあります。
だから私は、FANG+をやめるのではなく、NASDAQ100やニッセイSOXを組み合わせるという選択をしました。
積立額は変えず、自分が安心して続けられる配分に見直しただけです。
この方法が将来、一番大きなリターンになるかは分かりません。
でも私は、途中で積立をやめてしまうよりも、安心して10年、20年と積み立てを続けられることのほうが大切だと考えています。
投資に正解はありません。
だからこそ、人と同じ投資方法ではなく、自分の性格に合った積立方法を見つけることが、長期投資では一番大切なのかもしれません。
この記事が、「FANG+とNASDAQ100、どっちにしよう?」と迷っている方の参考になれば嬉しいです。
この記事を書いている今は、この積立配分が私にとって一番しっくりきています。
数年後にこの記事を読み返したとき、「やっぱりFANG+へ毎月3万円積み立てておけば良かった」と思うかもしれません。
逆に、「あのとき分散しておいて良かった」と思っているかもしれません。
その答えは、今の私にはまだ分かりません。
だから今日も、自分が納得できる配分で、淡々と積み立てを続けていきたいと思います。


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